ハンズオンにモブプログラミングを取り入れてみたらとても良かった
目次
概要
仕事でたまに講師をすることがあります。
takaking22さんがゲスト出演するpodcastを聞いてモブプログラミングに興味を持っていたので、先日講師をしたハンズオンにモブプログラミング要素を組み込んでみました。
試してみた結果、とても反応がよかったので、今後のトレーニングでも取り入れていこうと考えています。
takaking22さん出演のpodcastについてはこちらの記事に書いています。
ハンズオン内容
今回は、とある組織の組織内技術競技会直前の対策として、応用の効きそうなツールの使い方をハンズオン形式で練習してもらいました。
ハンズオンの流れ
下記のような流れで、ハンズオンを実施してもらいました。
- インプット: 参加者がそれぞれツールの使い方などについて調べる
- アウトプット: それぞれ調べた内容を自分のノートにまとめる
- 実践&情報整理: 練習問題をやってもらって、気づいたことなどを自分のノートに追記&情報を整理
- 1-3を小さな単位で繰り返し
- モブプログラミング: ドライバーとナビゲーターに分かれて、総括的な練習問題を実施。それぞれが得た知識や手法を全員で共有しつつ集約
思惑
インプットとアウトプットを行うことは知識を定着させるために大切であると考えています。自身の周りや尊敬すべき著名人のことを考えても、インプットとアウトプットの繰り返しが能力向上の基礎につながっていると感じます。今回は競技会本番までに日がなかったので、講義形式のインプットではなく、強制的にインプットとアウトプットを行う形をとってみました。
そして、得た知識を体得するためには、実践が必要です。実践の中で知識が整理され、肚に落ちることを狙っています。
最後にモブプログラミングをすることで、各自が実践で得たノウハウや失敗の経験を集約してもらうことを狙いました。
結果
モブプログラミング中には、全員が自身の失敗や気付きを共有し、それぞれの思うベストな方法を発信してくれました。これにより失敗をしていない参加者も失敗の知識を蓄積でき、有益なノウハウを得た参加者の知識を共有することができたのではないかと思います。
狙い通りの結果を得られたので、今回の内容を今後に活かしていこうと思います。