kapieciiのブログ

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EvernoteやOnenoteからGoogle DocsとGoogle Keepに乗り換えた理由

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こちらの記事で書いている通り、現在メインのノートアプリとしてGoogle Docsを使っています。

kapiecii.hatenablog.com

EvernoteOneNoteDropbox Paperなど、他のノートアプリも試した結果、Google Docsを選んだ理由と、しばらく使ってみてイマイチだなと思った点を書いてみようと思います。
以前の私と同じく、どのノートアプリを使おうかと迷っている方の参考になれば幸いです。

目次

ノートアプリを使う理由

そもそもノートアプリを使う理由は、なんでしょう?
私の場合は、忘れっぽいので外部記憶媒体であるノートに情報を保存しておき、いつでも情報を検索できるようにしておくことです。

ノートアプリに求めること

私がノートアプリに求める必須条件は、次の3つです。

1. 検索できること

過去に残したノートを簡単に検索できることが必須条件です

2. 画像が簡単に貼れること

画像は文字に比べて情報量が多いので、効果的に使っていきたいです。
とあるサービスのwikiで文章を作成しているとき、画像を貼るのが面倒だったので、コピー&ペーストできることが必須です。

3. 複数端末から参照できること

最低でもパソコンとスマホから使える必要があります。
できれば複数台のパソコンから使いたいです。

以前は、これらに加えて「markdownが使えること」も入っていましたが、後述するGoogle Docsのショートカットが便利だったので、markdownは必須条件ではなくなりました。

Google Docsの気に入っているところ

ショートカット一発で見出し設定できる

ショートカット一発で、見出し設定ができます。
Markdownの場合は、「見出し1」の場合は「#」、「見出し2」の場合は「##」、見出し5になると「#####」と、「#」を連打する必要があります。
しかし、Google Docsの場合は、「見出し1」は「ctrl + alt + 1」、「見出し2」の場合は「ctrl + alt + 2」、「見出し5」の場合は「ctrl + alt + 5」と、ショートカット一発で見出しを設定することができます。

概要表示が便利

全体構成を確認しながらノートにまとめる際に、この概要表示がとても役に立っています。

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サンプルコードやコマンドをきれいに残せる

ノートの中にサンプルコードやシェルコマンドのコピーを残したい場面が多いので、この点はかなり大切です。
Google Docsには「Code Blocks」というアドオンがあり、本文に貼り付けたコードを綺麗にフォーマットしてくれます。

format前

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format後

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保存容量

  • Paperは、無料プランでは2GB
  • Evernoteは、ベーシックプランでは月間60MB
  • Onenoteは、無料だと5GB
  • Scrapboxは、無料だと100ページ

など、各サービスで色々な条件があります。
サービスによっては、SNSアカウントと連携したり、知人を紹介することで容量が増えるものもありますが、Googleの場合はアカウントを作成しただけで15GBの容量を使えます

他のGoogleサービスとの連携

私は家族との写真の共有にGoogle Photoを使っているので、スマホで撮った写真の多くをGoogle Photoに保存しています。
Google Docsでは、Google Photoに保存した画像を簡単に貼り付けることができます。

他の人との共有

Googleアカウントを持っている人と、簡単にドキュメントを共有したり、協同編集ができます。
他のノートアプリでも、そのような機能は提供されていますが、他サービスと比べてGoogleアカウントを持っている人は多いと思うので、共有に困ったことは今のところありません。

サービスの将来性

2018年9月に、「Evernoteが従業員を解雇する」という噂が流れました。
噂に踊らされても仕方ないのですが、データを預ける企業が安定しているに越したことはありません。

internet.watch.impress.co.jp

個人の観測範囲ですが、G Suiteを利用している企業はどんどん増えていっている印象があるので、Google Docsはしばらく安定して利用できるだろうと考えています。

手軽なメモから本格的な文章作成まで使える

Google Docsは、本来はドキュメント作成ツールなので、手軽なノート以上の文章を作成する必要がでた場合にも、そのまま対応できます。

Google Docsの今ひとつなところ

オフラインでは検索ができない

ノートアプリは、検索したい時にノートをさっと検索できるのが大きな魅力ですが、Google Docsはオフラインでは検索ができない場合があります。
スマホアプリの場合は、一定量はアプリ内にデータが残っているようですが、全てのノートを検索できるわけではありません。
ブラウザから操作するWebアプリの場合は、オフラインでは検索はできません。
しかし、私はネットに接続できない環境で作業をしなければならない場面はあまりないので、ここは妥協できています。

外部アプリとの連携

多くのノートアプリでは、スマホのシェアボタンを使うことで色んなデータをノートアプリに保存することができます。
Google Docsの場合は、シェア機能は使えないのですが、代わりにメモアプリであるGoogle Keepを使っています。
Google Keepはメモ、Google Docsはノートとして使い分けています。

スマホアプリの動作速度

1つのドキュメントが大きくなると、編集できる状態になるまでに少し時間がかかることがあります。
私が古いスマホを使ってるというのも、遅い原因の1つかもしれませんが。

最後に

自分がノートアプリを乗り換えるときに検討した点と、しばらく使ってみてイマイチな点をまとめてみました。
ノートアプリを探している誰かのお役に立てたら嬉しいです。

お気に入りのノートアプリが見つかったら、早速アウトプットをしてみてはいかがでしょうか。
アウトプットの参考になった本と、読んだ感想記事です。

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