kapieciiのブログ

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Androidの検証機(Nexus6)でrootを使えるようにする

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検証のために、古いNexus6のroot権限を使えるようにしました。
何年かぶりにやったら手順を忘れていたので、ブログに残しておこうと思います。

※注意事項※
本記事に記載した手順を実行することで、正規のサポートを受けられなくなる可能性があります。また、これまでは防げていた攻撃の被害にあう可能性もあります。
本記事で記載した内容を実行する場合は、必ず自身の管理する端末で実行し、自己責任でお願い致します。

目次

環境

手順

Windows環境の準備

今回はCF-AUTO-ROOTを使ってroot権限を習得します。
以前はMacや各種Linux用にも配布されていたようですが、現在のCF-AUTO-ROOTは、Windows用のみ配布されているようです。手近に丁度いいWindows環境が無かったので、今回はVirtualBox上のWindowsを利用します。

WindowsVirtualBox形式でダウンロード

今回は、Microsoftが提供しているテスト用のWindowsを使います。

下記から、「VIRTUALBOX」を選択してダウンロードします。 本来は、IE11やMicrosoft Edge Legacy(Chromiumベースではない方のEdge)をテストするためのものです。 90日間という期間限定ですが、Windowsの仮想環境として動作させることができます。

developer.microsoft.com

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ダウンロードした「MSEdge-Win10.ovf」をダブルクリックしてVirtualBoxにインポートします。

快適に動作させるために、仮想マシンのビデオメモリを増やし、2Dビデオアクセラレーションと3Dアクセラレーションを有効にしておきます。

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WindowsとNexus6をUSBで接続する必要があるので、USBコントローラを有効化しておきます。

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CF-AUTO-ROOTをダウンロード

下記URLから、端末を選択し、CF-AUTO-ROOTをダウンロードします。

desktop.firmware.mobi

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必要に応じて、オプションを指定してダウンロードすることができます。

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ダウンロードしたZIPファイルを展開すると、下記のような構成になっています。

$ tree .                                                                                            
.
├── README.txt
├── cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1.zip
├── image
│   └── boot.img
├── root.bat
└── tools
    ├── AdbWinApi.dll
    ├── AdbWinUsbApi.dll
    ├── adb.exe
    └── fastboot.exe

2 directories, 8 files

Android端末のブートローダーをUnlock

今回使用するNexus6のブートローダーはUnlock済みなので、割愛します。 ブートローダーをUnlockしていない場合は、下記を参照してUnlockします。

androidlover.net

CF-AUTO-ROOTを実行する

Nexus6の電源をOFFにし、「電源ボタン」と「ボリュームダウンボタン」を同時に長押しして、Fastbootモードで起動します。

USBケーブルでパソコンとNexus6を接続します。

VirtualBoxの画面右下にあるUSBのアイコンからNexus6を選択し、「USB接続Nexus6の接続先」をホストOSからゲストのWindowsに切り替えます。

CF-AUTO-ROOTに含まれている「fastboot.exe」で「fastboot.exe devices」を実行し、端末が認識されているか確認します。

C:\Users\IEUser>C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\tools\adb.exe devices
List of devices attached
* daemon not running. starting it now on port 5037 *
* daemon started successfully *
ZX1G425ZJH      device


C:\Users\IEUser>

本来であれば、CF-AUTO-ROOTに含まれている「root.bat」を実行すればいいはずなのですが、今回は正常に動作しませんでした。そのため、手動でコマンドを実行します。

PowerShellコマンドプロンプトから、「fastboot.exe boot {image name}」のコマンドを実行します。 Windowsの知識が足りないので原因はわかりませんが、通常のコマンドプロンプトで実行した場合は、失敗しました。

Powershellコマンドプロンプトで成功した場合

PS C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\tools> C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\tools\fastboot.exe boot C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\image\boot.img
(bootloader) slot-count: not found
(bootloader) slot-suffixes: not found
(bootloader) slot-suffixes: not found
downloading 'boot.img'...
OKAY [  0.625s]
booting...
OKAY [  0.032s]
finished. total time: 0.734s
PS C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\tools>

通常のコマンドプロンプトで失敗した場合

C:\Users\IEUser>C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\tools\fastboot.exe boot C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\image\boot.img
downloading 'boot.img'...
FAILED (command write failed (No error))
finished. total time: 0.000s

C:\Users\IEUser>

root権限を使えることを確認する

Nexus6のshellにアクセスし、root権限になれることを確認します。

C:\Users\IEUser>C:\Users\IEUser\Downloads\cfar_motorola_nexus-6_shamu_n6f27m_t1\tools\adb.exe shell
shamu:/ $
shamu:/ $
shamu:/ $ su
shamu:/ # 

無事にroot権限を取得することができました。

最後に

本来の用途ではないのですが、VirtualBoxWindowsがすぐに使えるのは、とてもありがたいですね。 VirtualBoxを使わない場合でも、Windows10はシリアルキー無しで(おそらく30日間?)使うことができるようです。

scrapbox.io

itojisan.xyz

参照

www.youtube.com

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