kapieciiのブログ

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.NET Frameworkの既知の脆弱性とサポートバージョンを調べてみた

Webサイトを見ていると、エラーページなどで.NET Frameworkのバージョン情報を目にすることがあります。
当該バージョンに既知の脆弱性があるかどうかを調べてみました。

目次

エラー画面での表示例

Microsoft .NET Framework バージョン:X; ASP.NET バージョン:X

「X」はバージョン情報

インストールされているバージョンやService Packを確認する

.NET Frameworkには、メジャーバージョンの他に、Service Packもあるので、エラー画面に表示されているバージョンが「どのバージョン、どのservice packに該当するのか?」を確認します。
下記リンクを参照して、.NET FrameworkのバージョンとService Packのレベルを確認します。

インストールされている Microsoft .NET Framework のバージョンおよび Service Pack のレベルを確認する方法

脆弱性情報を調べる

該当するバージョンの脆弱性CPEを使って検索します。

kapiecii.hatenablog.com

サポートやライフサイクル

既知の脆弱性がある場合は、ソフトウェアを更新して脆弱性を修正しないといけません。
下記リンクを参照して、.NET Frameworkのサポート状況を確認してみます。

製品のライフサイクルの検索

比較的新しい.NET Frameworkのサポート期間は、インストールされているWindows OSのサポート状況によって変わるそうです。
よほど古いバージョンでない限り、エラーページに表示されている.NET Frameworkのバージョン情報だけではサポートされているのかどうか判断できないようです。

最後に

ApachePHPなどと違って、ホストOSによってサポート状況が変わるのは複雑に感じました。

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