Netlifyで公開したWebアプリのアクセスログは確認できない(2018/12時点)
目次
結論
2018/12時点では、Netlifyには公開したWebアプリのアクセスログを確認する機能は無かった。
やりたかったこと
先日、「iTunesカードの窃取」を狙ったメッセージを受信しました(最終的にはいたずらでしたが)。
アカウントを乗っ取られた可能性のある友人の助けになるため、罠サイトを作成して、アカウントを乗っ取った犯人に罠サイトを踏ませることで、犯人のアクセス元IPアドレスを取得することを考えました。
この方法は、以前参加したSECCONの問題で使われていたものです。SECCONの問題もまた、実際の事件を元にして作られているらしいです。
SECCON 2014 オンライン予選(日本語)writeup - tomesuke.log
検証ログ、NetlifyでWebアプリを公開するまでの手順
下記の流れで、Netlifyで簡単なWebアプリを公開して確認しました。
Netlifyのサイトにアクセスし、GitHubアカウントでログイン
GitHubアカウントとの連携認証
右上の「New site from Git」を選択
GitHubを選択する
追加の権限を含めて再度認証
特定のリポジトリにのみNetlifyをインストールする
指定したリポジトリが追加された
リポジトリがまだ空だったので、公開用コンテンツを追加する。
netlify-samapleのリポジトリをcloneして、下記のindex.htmlを作成し、push
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>Netlify sample</title> </head> <body> <p>this is a test page. hello world.</p> </body> </html>
Netlifyの画面でpushしたリポジトリを選択
色々聞かれるけど、build commandなどは今回はいらないので空白のまま「Deploy site」
Deploy完了。
site setting、domain settingなどを変更してみる。
site settingの左メニューから色々設定変更できる。
サブドメインの変更もできる
サイトが公開され、サブドメインの変更もできた。
index.htmlを更新してpushすると自動的にWebコンテンツも更新される。
Let’s Encryptなどの証明書を使うことでhttpsで公開することもできるらしい。
感想
当初の「Webアプリのアクセスログを確認したい」という目的は達成できませんでしたが、NetlifyでのWebアプリの公開がとても簡単であることがわかりました。
JSのフレームワークと使ったりもできそうですし、サブドメインの設定、httpsの利用も簡単にできるので、個人で何か作って公開するにはとても良さそうですね。