「マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1プレゼン術」を読んだ
4月に少し大きな場で登壇をする機会があったので、からあげさんはじめ多くの方が紹介していた本をkindleで買って読んでみました。
「良い登壇、良いプレゼンをできるようになりたい」と思ってこの本を手にとったのですが、そもそも「プレゼンが上手い」とはどのような状態でしょうか?プレゼンする目的はなんでしょうか?
この本では「プレゼンの目的設定」「目的を達成するための具体的手段や手法」についての情報が詰まっており、とても参考になる内容でした。
目次
プレゼンの目的とは?
本書では、プレゼンの目的設定として
- 聞いてくれた人にハッピーな未来を想像してもらうこと
- 聞いてくれた人から行動を引き出すこと
- 聞いた内容を他の誰かに伝えてくれること
という基準を示してくれています。
これまで私は、「与えてもらった時間の中で、聞いてくれる人に、できるだけ多くの有益な情報を伝えること」を目的に資料を作成し、登壇をしていました。
本書では、情報を伝えたその先を目的にしていたのでハッと気付かされた想いでした。
目的を達成するためのプレゼン構成を考える
「プレゼンの目的」で掲げた内容を達成するための構成を考えます。
これまでの「情報を伝えること」とは目的が変わっているので、自ずと資料の内容も変わってきました。
プレゼンの核を考える
プレゼンの構成を考える際、話の流れを考える前に一番伝えたいプレゼンの核を考えます。
これまではキャッチフレーズのような覚えやすい核をプレゼンに取り入れたことがなかったので、早速次回の登壇で実践しようと思います。
とはいえ、話の内容を端的に表していて、覚えやすいキャッチフレーズを考えるのは思った以上に難しく、苦戦しています。
自分の一挙手一投足をマネジメントする
聞いてくれる人に話の内容に集中してもらうために、話す時の口癖や、手を置く位置など、自分の一挙手一投足まで管理するそうです。
「口調は早口なんだけど、ゆっくり歩く」というような高等テクニックも紹介されてましたが、これに手を出すのはまだ先かな。
身体の操作はひたすら練習が必要だと思うので、徐々にやっていくことにします。
最後に
徹頭徹尾、聞いてくれている人たちの為の行動が考え抜かれており、「プレゼンはディズニーなどと同じくエンターテイメントなのだな」と感じました。
発声方法や一挙手一投足のマネジメントなど、いきなり多くのことを実行すると混乱してしまうので、まずはできそうな内容から実行していきたいと思います。
早速本書で学んだ「プレゼンの目的」を達成することを目標に、登壇時にお話させてもらう内容を作成しています。何年か継続しているお話させていただいている場所なので、昨年までとどう反応が変わるのか楽しみです。
Todo
- 「プレゼンの目的」を達成することを意識して資料を作成する
- 「相手から行動を引き出すことができたのか」を後日確認する
- 練習段階で自分の喋りを録画して確認する