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「世界No.1プレゼン術」を読んで実践してみたので振り返る

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澤円さんの「世界No.1プレゼン術」を読んで、実際に登壇してみたので、振り返りをしておきたいと思います。

books.rakuten.co.jp

本を読んだ際の感想などはこちら

kapiecii.hatenablog.com

目次

事前の準備

本に記載されていた内容を全て実践するのは難しいと考えたので、いくつか「これは実践するぞ」という内容を設定しました。

できたこと

聞いてくれる人を具体的に設定する

「何をしている人にどんなことを話すのか。その人たちの今後にどのように活用して欲しいのか」をできるだけ具体的に想定して準備を進めました。

聞いてくれた人から引き出したい行動を目標に設定する

「今回話した内容を将来的に業務に取り入れて欲しい。そのための前段として、まずは自分で手を動かして体験して欲しい。」ということを目標にしました。
そのため、登壇中のスライドは魅力と今後の可能性を伝えることに注力し、スライドとは別に手順書などを作成して配布しました。

聞いてくれる人と同属性の人にインタビュー&事前に内容について意見をもらう

「内容の構想段階」と、「全体の構成ができた時点」の2段階で意見をもらいました。
自分では想定しきれなかった部分も多く、疑問点であったり実際の業務へ活かすためのアイデアなどを沢山いただくことができました。
これまで事前に意見をもらうことをしたことをしたことがなかったのですが、今回非常に良い意見をもらい、資料に入れ込むことができたので満足しています。

できなかったこと

聞いてくれた人が他の人に伝えやすくなるキャッチフレーズを作る

伝えたいことを端的に伝えるキャッチフレーズを作るのは難しいですね。
継続課題として、世の中の製品のキャッチフレーズなどに注意を払っていこうと思いました。

事前に自分の喋りを録画して練習

内容の構成検討やスライド作成とは別に手順書を作成することにしたので、時間の都合もあって録画しての練習をすることができませんでした。
当日は時間ピッタリに終わることができたので、時間配分は良かったと感じています。しかし、登壇中に「あ、この言葉は口癖だな」と感じる瞬間が何度かあったので、やはり自分の喋りを録画して何度か練習しておきたかったですね。
登壇中の身振り手振りについても同様に、練習不足を感じました。

当日の様子

登壇中

登壇中は、聞いてくれる人の反応があまり見て取れませんでした。
会場や参加者の特性によって、反応しやすい / しにくいはあると思うのですが、もっと前のめりになってもらって、反応してもらえるように努力が必要です。
次回はアイスブレイクや、参加者の共感できるストーリーの盛り込みを強化したいですね。

登壇後

登壇後、個別に話かけてくださる方がいて、「面白かった」という声をもらえました。
また、その後の懇親会で内容について感想を聞いたところ、内容が理解できかったということは無さそうでした。
「聞いてくださる方の背景に合わせて内容を組み立てること」は成功していたのではないでしょうか。

設定した目標の達成状況観測

今回、資料はQRコードでURLを伝える形で配布しました。
URLへのアクセス数から、「話を聞いてくれた人から引き出したかった行動」が引き出せているのか推測してみました。

登壇時

内容に興味をもってもらえたら、資料をダウンロードしてくれているはずです。
ログを確認すると、登壇中の資料ダウンロード率は100%以上でした。
100%を超えていることから、資料を複数回ダウンロードした人がいることがわかります。おそらくほぼ全員が資料をダウンロードしてくれたのではないかと思います。

登壇後(当日中)

登壇後(当日中)の資料ダウンロード率は参加者全体の8%程度でした。
話を聞いてくれた方々が、自分の部署に帰ってから他の人に共有したり、自身が復習するために資料をダウンロードしてくれたのではないかと推察しています。
本心を言うと30%くらいいって欲しかったので、次はもっと良い結果を目指したいです。

登壇後(翌週)

翌週の資料ダウンロード率は0.3%程度でした。 登壇は金曜の午後だったので、週が明けてから自分の部署の人や、上司などに伝えてくれたのでしょうか。

まとめ

登壇中の反応は薄めでしたが、登壇後の感触はこれまでより良かったと感じています。 次回は登壇中にもっと反応を引き出せるように、話を前のめりで聞いてもらえるように精進したいです。
今回できなかった「録画しての練習」「キャッチフレーズを考える」も次回こそは実践していこうと考えています。

また、今回は初めて資料のダウンロード数を監視してみました。ダウンロード数からその後の動向を想像するのはなかなか面白い体験でした。
試行錯誤した結果を数値として残していけるとモチベーションを継続できるので、成果指標の一つとして今後も活用していこうと思います。

最後に

本書を読んで自分なりに実践してみたことで、自身の行動や考え方がアップグレードされたような体験ができました。
ご本人に届くかはわかりませんが、著者の澤円さんにお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

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